薬剤師が選ぶ!効果抜群の水虫市販薬ランキング

足の皮膚、かかとのかゆみ、ひび割れ、皮むけや、足の爪の変色に悩んではいませんか?

水虫の診断は病院で検査を受ける必要があります。

水虫の可能性が高いけれど、病院に行く時間がない、とりあえずこの痒みをなんとかしたい!

そんな人のためにこの記事では、水虫のおすすめの市販薬を紹介します!

目次

水虫の原因と症状

水虫とはどのような菌なのでしょうか?

また、どのような症状があり、治療にどのくらいの時間がかかるのでしょうか?

詳しく見ていきましょう!

水虫とはどんな菌?

水虫は、白癬菌という真菌が原因で起こる皮膚の感染症です。

足の指の間や爪、かかとなどに発生しやすく、かゆみやひび割れ、皮むけなどの症状が見られます。

水虫は一般的に湿気が多く通気が悪い環境を好むため、靴や靴下を長時間履いていると感染リスクが高まります。

白癬菌の特徴

白癬菌は、皮膚や髪、爪などに感染しやすい真菌です。

この菌はケラチンというタンパク質を栄養源としており、皮膚の角質層に寄生して増殖します。

温度や湿度が高い環境が白癬菌の繁殖に適しているため、夏場や湿気の多い場所での感染が多く見られます。

また、一度感染すると治療が長引くことが多く、症状が改善したように見えても根本的に治すためには継続的な治療が必要です。

水虫の主な症状

水虫の主な症状には、かゆみ、痛み、皮膚のひび割れや皮むけがあります。

特に足の指の間がジクジクして湿っている場合は、足のにおいが強くなることもあります。

かかと水虫の場合は、かかとの皮膚が厚くなり、ひび割れが起こることが多いです。

また、爪水虫は爪が変色したり厚くなったりするため、美容面でも多くの人が悩まされています。

症状の進行具合や部位に応じて適切な治療が必要です。

水虫の市販薬の選び方

水虫の市販薬はどのように選べばよいでしょうか?

選び方のポイントを説明します!

抗真菌成分の種類

水虫を治療するために重要なのは、効果的な抗真菌成分が含まれた市販薬を選ぶことです。

抗真菌成分には「テルビナフィン」、「ブテナフィン」「クロトリマゾール」などがあります。

これらの成分は、病院で処方される抗真菌薬と同じ有効成分であり、市販薬でも十分な効果が期待できます

とくに1日1回の使用で効果が出る「テルビナフィン」、「ブテナフィン」は継続しやすいため、おすすめです。

「クロトリマゾール」は1日2~3回使用する必要がありますが、使用実績の豊富さ、さまざまな剤型が発売されていること、十分な効果が期待できるためおすすめです。

しかし爪水虫に対しては、爪の中まで浸透する必要があり、市販薬では十分な効果がでない可能性があります。

その場合は、医療機関を受診し、効果の高い外用薬や飲み薬を処方してもらう必要があります。

足の水虫を放置したり、水虫を繰り返したりすると爪水虫や重症な水虫に発展しやすいため、放置せずに、早めに治療をおこないましょう!

症状別の選び方

使用感のよい「クリーム」や「液体タイプ」が人気ですが、水虫の症状に応じて、市販薬の選び方も変わります。

カサカサした乾燥水虫には液体タイプの治療薬が適しています。

一方、ジクジクした水虫や広範囲に塗布したい場合には、パウダータイプクリームゲルタイプの治療薬が効果的です。

かかと水虫のひび割れに悩んでいる場合には、刺激の少ない軟膏タイプの治療薬がおすすめです。

使用上の注意点

市販薬を使用する際には、いくつかの注意点があります。

水虫の症状は、塗り薬を毎日使用することで約1~2週間で良くなることが多いです。

ただし、2週間程度の外用では白癬菌は死滅しない可能性があり、症状が消失しても治療を中止すると次の夏に再発することがあります。

症状が無くなってからでも1カ月以上は薬を塗り続ける必要があります。

通常の足白癬では3カ月以上、角質増殖型では6カ月以上が目安です

また、薬の有効成分が肌に浸透する時間を考慮し、清潔な状態で塗るように心がけましょう。

さらに、副作用として皮膚のかぶれやかゆみが生じることがありますので、異常を感じた場合は使用を中止し、皮膚科を受診することがおすすめです。

水虫市販薬の効果には個人差があるため、症状が改善しない場合や再発する場合には専門医に相談するのがよいでしょう。

薬剤師おすすめの水虫の市販薬ランキング!

「白癬菌」は粗油上のない場所にも潜んでいます。

そのため、症状のある場所だけでなく、両方の足のまんべんなく塗るのが理想です。

人気で売れ筋であり、薬剤師としてもおすすめの商品を紹介します!

第1位: ブテナロックVαクリーム

1日1回塗布

効果成分用量(1g中)
抗真菌作用ブテナフィン10mg
局所麻酔作用で痒み、痛みを和らげるジブカイン塩酸塩2㎎
アレルギー性の痒み、腫れをおさえるクロルフェニラミンマレイン酸塩5㎎
炎症を抑えるグリチルレチン酸2㎎
爽快感が得られるℓ-メントール20mg
皮膚に軽い灼熱感を与え、競合的に痒みを隠すクロタミトン10mg
患部を清潔にするイソプロピルメチルフェノール3mg
ブテナロックVαクリーム

「ブテナロックVαクリーム」は、水虫治療において多くの薬剤師がおすすめする市販薬です。

このクリームには抗真菌成分であるブテナフィンが含まれており、白癬菌に対して強力な効果を発揮します。

また、かゆみや炎症を抑える成分も配合されているため、症状の緩和を助けます。

クリームタイプなので、患部に塗りやすく、皮膚にしっかりと浸透します。

第2位: ラミシールATクリーム

1日1回塗布

効果成分用量(1g中)
抗真菌作用テルビナフィン10mg
ラミシールATクリーム

ラミシールATクリーム」は、テルビナフィンという有効成分を含んでおり、水虫の原因となる白癬菌を効果的に抑えます。

このクリームは、広範囲な患部にも塗りやすく、ジクジクした水虫や乾燥した部分のどちらにも適しています

余計な成分が入っていないため、敏感肌の人におすすめです。

第3位: メンソレータム エクシブWディープ10クリーム 

1日1回塗布

効果成分用量(1g中)
抗真菌作用テルビナフィン塩酸塩10mg
局所麻酔作用で痒み、痛みを和らげるリドカイン 20mg
アレルギー性の痒み、腫れをおさえるジフェンヒドラミン塩酸塩10mg
炎症を抑えるグリチルレチン酸1mg
患部を清潔にするイソプロピルメチルフェノール10mg
メンソレータム エクシブWディープ10クリーム 

「メンソレータム エクシブWディープ10クリーム」は、テルビナフィンが主成分であり、高い抗真菌効果を持っています。

特に、かかと水虫や足の裏の乾燥した水虫に適しています。

クリームタイプでありながら、ベタつかず快適な使用感が特徴です。

かゆみを抑える成分も含まれているため、使用することで症状の軽減が期待できます。

第4位: タムシチンキパウダースプレーZ

1日1回塗布

効果成分用量(1g中)
抗真菌作用ブテナフィン塩酸塩2㎎
局所麻酔作用で痒み、痛みを和らげるリドカイン5㎎
炎症を抑えるグリチルレチン酸2㎎
爽快感が得られるl-メントール2㎎
患部を清潔にするベンザルコニウム塩化物0.1mg
タムチンキパウダースプレーZ

「タムシチンキパウダーZ」は、少し高価ではありますが、パウダータイプなため、広範囲にわたるジクジクした水虫にも使いやすいです。

ブテナフィン塩酸塩という抗真菌成分が含まれており、白癬菌に対して効果的に作用します。

また、汗を吸収する効果があり、患部の湿気を抑えることができます。

第5位: ピロエースW軟膏

1日2~3回塗布

効果成分用量(1g中)
抗真菌作用クロトリマゾール4mg
抗真菌作用ピロールニトリン2㎎
痒みを抑えるクロタミトン50mg
ピロエースW軟膏

「ピロエースW軟膏」は、クロトリマゾールが主成分の市販薬です。

この軟膏は、抗真菌作用だけでなく、ピロールニトリンという抗真菌効果をもつ抗生物質、かゆみや炎症を抑える成分も含まれているため、総合的な水虫治療に適しています。

かかと水虫のひび割れに悩んでいる場合には、刺激の少ない軟膏タイプの治療薬がおすすめです。

その他のおすすめ市販薬

上記のランキング以外にも、効果的な水虫市販薬は数多く存在します。

例えば、「ミコナゾール」「ビホナゾール」「ラノコナゾール」を含む市販薬も1日1回で効果が強く、おすすめです。

また、スプレータイプや液体タイプの市販薬も利便性が高く、特に夏場など蒸れやすい時期には使いやすいです。

水虫の予防と再発防止方法

水虫は症状が落ち着いても、気をつけないと何度でもかかってしまいます。

水虫の予防と再発防止に関して注意することをまとめました!

日常生活で気をつけるポイント

水虫の予防と再発防止には、日常生活での注意が欠かせません。

まずは、乾燥した清潔な環境を保つことが大切です。

特に足の指の間や爪の周りは湿気がこもりやすいため、シャワー後や運動後には念入りに乾かしましょう。

また、共有スペースでの感染を防ぐために、公共のシャワーや更衣室では自分専用のサンダルを使用することを推奨します。

清潔を保つ習慣

清潔を保つことは水虫の予防において非常に重要です。

足を清潔に保つためには、毎日石鹸で洗ってしっかり乾かすことが大切です。

特に湿気がこもる夏場や運動後は注意が必要です。

また、爪のケアも怠らないようにしましょう。

定期的に爪を切り、長さを整えることで、白癬菌の増殖を防ぐことができます。

爪水虫に効果的な市販薬を使用するのもおすすめです。

靴や靴下の管理

靴や靴下の適切な管理も、水虫の予防には欠かせません。

湿気が溜まりやすい靴の中を乾燥させるために、変えるために頻繁に靴を履き替えることが推奨されます。

通気性の良い靴や靴下を選び、特に運動する際には吸湿性の高い素材が使用されたものを選ぶと良いでしょう。

また、一度使用した靴や靴下はしっかりと乾燥させ、必要に応じて抗菌スプレーを使うことも効果的です。

まとめ

この記事では、水虫の症状から水虫の市販薬、水虫の予防対策までを紹介しました。

水虫は病院で実際に患部から皮膚や爪の一部を採取し、それを顕微鏡で観察し、白癬菌(はくせんきん)がいるかどうかを調べることで確定診断をおこないます。

今回紹介した市販薬や対策をおこなっても改善しないようであれば、はやめに医療機関を受診しましょう!

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