鼻水対策で人気！市販の抗アレルギー薬8選を詳しく解説！

季節の変わり目や気温の変動、アレルギー反応など、さまざまな要因で発生する鼻水。

それは日常生活に大きな影響を与え、私たちの快適さを奪っていきます。

本記事では、そんな悩みを解消すべく、鼻水対策におすすめの市販薬8選を紹介します。

くしゃみ、鼻水、鼻づまりなど、鼻炎の症状を和らげる効果が期待できる商品を、ご紹介します！

鼻水の原因と対策を解説

鼻水はさまざまな原因によって生じます。

主な原因として、風邪やアレルギー、外気の変化などが挙げられます。

ここでは、特に多い風邪とアレルギーに由来する鼻水についてその原因と対策を解説します。

風邪からくる鼻水

風邪を引くと、鼻の粘膜がウイルスに感染し炎症を起こすため、鼻水が出やすくなります。

風邪からくる鼻水には、体の抵抗力を高めることが大切です。

十分な休息を取る、バランスの良い食事をする、水分をしっかりとりましょう。

また、市販薬を用いる場合、風邪の諸症状の緩和に効果的なものを選ぶとよいでしょう。

例えば、「パブロンゴールドＡ　微粒」や「ルルアタックＮＸ」などが風邪による鼻水対策としておすすめです。

アレルギーからくる鼻水

アレルギー反応による鼻水は、主に花粉やハウスダストなどのアレルゲンが原因で起こります。

これらのアレルゲンに対する体内の反応によって、鼻水やくしゃみ、鼻づまりを引き起こすことがあります。

アレルギー性の鼻水には、アレルゲンとの接触を極力避ける、部屋の空気を清潔に保つなどの対策が有効です。

さらに、市販の抗アレルギー薬を活用することも一つの対策としておすすめです。

例えば、「ナザールスプレー（ポンプ）」や「パブロン点鼻」などがアレルギー由来の鼻水や鼻づまりに効果的だとされています。

しかし、症状が長引く場合は、専門の医療機関を受診したほうがよいでしょう。

鼻水にはどれが効果がある？市販薬の選び方とは？

鼻水や鼻づまりといった症状は非常に厄介であり、適切な市販薬の選択が回復を早める鍵となります。

しかし、市場にはさまざまな種類の薬があり、どれを選べば良いか迷ってしまうことも少なくありません。

ここでは、市販薬の効果的な選び方について解説します。

症状別に選ぶ

鼻水や鼻炎の症状は個人によってさまざまです。

したがって、症状に応じて市販薬を選ぶことが重要です。

鼻づまりが主な症状であれば、鼻腔を開ける働きのある成分が含まれた薬を、鼻水やくしゃみが中心であれば、アレルギー反応を抑える成分を含む薬の選択がおすすめです。

成分別に選ぶ

市販薬の成分を理解することは非常に重要です。

例えば、鼻水や鼻づまりに効く薬には、抗ヒスタミン剤やαアドレナリン作動薬などが含まれていることが多いです。

抗ヒスタミン剤は、アレルギーによる鼻水やくしゃみを抑制する効果があり、αアドレナリン作動薬は、鼻腔の血管を収縮させることで鼻づまりを和らげます。

また、風邪が原因の鼻水に対しては、風邪薬として知られる成分が含まれた市販薬が効果的であることがあります。

市販されている薬の中には、これらの成分を組み合わせたものも多くありますので、自身の症状に合った成分を含む薬を選ぶことが大切です。

例えば、「ストナリニＳ ２４錠」はくしゃみ、鼻水、鼻づまりに効くとされ、複数の症状に対応する薬です。

一方で、「ベンザ鼻炎薬α １２錠」は1日2回の服用で鼻炎によく効くとされており、特に鼻炎でお悩みの方に適しています。

そのため、市販薬を選ぶ際には、自身の主な症状をしっかりと特定し、それに適した成分を含む薬を選ぶことが肝心です。

鼻水に効果がある！人気の市販薬9選

鼻水や鼻づまり、アレルギー対策として、数多くの市販薬が存在します。

その中でも特に人気のある市販薬を8つご紹介します。

これらの薬は佐藤製薬、武田薬品、大正製薬、第一三共製薬、グラクソ・スミスクラインなど信頼できるメーカーから発売されています。

これらの薬は、効果の実感度、コストパフォーマンス、使いやすさから多くの人に選ばれています。

1. ストナリニＳ ２４錠 – 佐藤製薬

１５歳以上から使用可能です。

１回１錠を1日１～２回服用します。

効果	成分	用量
アレルギーによる鼻づまり、鼻水をおさえる	クロルフェニラミンマレイン酸塩	6mg
鼻づまりの緩和	フェニレフリン塩酸塩	6mg
鼻炎の改善	ダツラエキス	12㎎

使いやすさとコスパのバランスがよい薬として人気です。

くしゃみ、鼻水、鼻づまりに効果的で、手頃な価格で入手可能です。

2. ベンザ鼻炎薬α １２錠 – 武田薬品

１５歳以上から使用可能です。

1回1錠、朝と夜の1日2回に服用します。

効果	成分	用量
アレルギーによる鼻づまり、鼻水をおさえる	d-クロルフェニラミンマレイン酸塩	4mg
鼻づまりの緩和	塩酸プソイドエフェドリン	120mg
鼻炎の改善	トラネキサム酸	420mg
眠気や疲労の改善	無水カフェイン	100mg
鼻水をおさえる	ベラドンナ総アルカロイド	0.4mg

手頃価格も魅力で、継続使用しやすい一品です。

3. 新コンタックＲ６００プラス ２０カプセル – グラクソ・スミスクライン

７歳以上から使用可能です。

1回1錠、朝と夜の1日2回に服用します。

効果	成分	用量
アレルギーによる鼻づまり、鼻水をおさえる	クロルフェニラミンマレイン酸塩	8mg
鼻づまりの緩和	塩酸プソイドエフェドリン	120mg
眠気や疲労の改善	無水カフェイン	100mg
鼻水をおさえる	ベラドンナ総アルカロイド	0.4mg

高いコスパを誇ります。

すぐれた効き目と持続性を両立した鼻炎薬で、症状が長引く方にもおすすめです。

4. ナザールスプレー（ポンプ） ３０ｍｌ – 佐藤製薬

７歳以上から使用可能です。

1回に1〜2度ずつ、1日6回を限度として鼻腔内に噴霧してください。

効果	成分	用量
アレルギーによる鼻づまり、鼻水をおさえる	クロルフェニラミンマレイン酸塩	500mg
鼻づまりの緩和	ナファゾリン	50mg
外用殺菌消毒剤	ベンザルコニウム塩化物	10mg

鼻水・鼻づまりにスーッと効くスプレータイプの薬です。

使いやすさが評価されており、忙しい方にも手軽に使用できます。

5. パブロン点鼻 ３０ｍｌ – 大正製薬

７歳以上から使用可能です。

1回に1〜2度ずつ、1日6回を限度として鼻腔内に噴霧してください。

効果	成分	用量
アレルギーによる鼻づまり、鼻水をおさえる	クロルフェニラミンマレイン酸塩	500mg
鼻づまりの緩和	ナファゾリン	50mg
外用殺菌消毒剤	ベンゼトニウム塩化物	20mg

点鼻薬で、直接鼻腔に作用し、スピーディに症状を和らげます。

急性鼻炎やアレルギー性鼻炎の鼻水、鼻づまり対策に効果的です。

6. パブロンゴールドＡ　微粒 ２８包 – 大正製薬

12歳以上から使用可能です。

15才以上：1回1包　1日3回、12～14才：1回2/3包　1日3回

効果	成分	用量
アレルギーによる鼻づまり、鼻水をおさえる	クロルフェニラミンマレイン酸塩	2.5mg
鼻づまりの緩和、咳をしずめる	dl-メチルエフェドリン塩酸塩	20mg
鼻炎の改善、熱さまし	アセトアミノフェン	300mg
眠気や疲労の改善	無水カフェイン	25mg
咳止め	ジヒドロコデインリン酸塩	8mg
代謝改善	リボフラビン（ビタミンB2）	4mg
痰を出しやすくする	グアイフェネシン	60mg

風邪の諸症状に対応することができる薬です。

幅広い症状に効果を示し、家庭の常備薬としても最適です。

7. ルルアタックＮＸ 12錠 – 第一三共ヘルスケア

１５歳以上から使用可能です。

１回２錠１日３回服用してください。

効果	成分	用量
アレルギーによる鼻づまり、鼻水をおさえる	クロルフクレマスチンフマル酸塩	1.34mg
鼻づまりの緩和、咳をしずめる	dl-メチルエフェドリン塩酸塩	60mg
鼻炎の改善、熱さまし	イブプロフェン	450mg
鼻水をおさえる	ベラドンナ総アルカロイド	0.3mg
眠気や疲労の改善	無水カフェイン	75mg
咳止め	ジヒドロコデインリン酸塩	24mg
代謝改善	リボフラビン（ビタミンB2）、ベンフォチアミン（ビタミンB1誘導体）	12mg, 25mg
痰を出しやすくする	ブロムヘキシン塩酸塩	12mg

ティッシュを手放せないような鼻の風邪にピンポイントで効く鼻炎薬です。

強力な効果で、重度の鼻水にも効果があります。

8. 新コンタックかぜ総合 １２カプセル – グラクソスミス

７歳以上から使用可能です。

7~15歳未満：１回１カプセル　１日２回、15歳以上：１回2カプセル　1日2回

効果	成分	用量
アレルギーによる鼻づまり、鼻水をおさえる	ｄ－クロルフェニラミンマレイン酸塩	3.5mg
鼻づまりの緩和、咳をしずめる	dl-メチルエフェドリン塩酸塩	40mg
鼻炎の改善、熱さまし	アセトアミノフェン	900mg
眠気や疲労の改善	無水カフェイン	75mg
咳止め	デキストロメトロファン	48mg
痰を出しやすくする	ブロムヘキシン塩酸塩	8mg

6つの有効成分がバランスよく働き、風邪の様々な症状を緩和します。

鼻水だけでなく、全般的な風邪症状に有効です。

まとめ

この記事では、鼻水や鼻づまり、アレルギーに対応する人気の市販薬9選をご紹介しました。

それぞれの薬には特定の症状に対応するための成分や特徴がありますので、ご自身の症状やアレルギーの有無に応じて最適な市販薬を選択することが重要です。

また、用法用量は副作用の発生を防ぐため、必ず守りましょう！

また、もし不安や疑問があれば、薬剤師に相談することもおすすめします。

効果の実感には個人差があるため、おすすめされた市販薬でも効果を感じないこと、体に合わないことがあります。

14日経っても症状が緩和されない、悪化する場合は医師の診断を受けましょう。

この記事が鼻水や鼻づまりに悩む方々の一助となれば幸いです。